塩の力 アーユルヴェーダのセルフケア

アーユルヴェーダセルフケア

塩は、暮らしの中で様々な働きをして欠くことの出来ない存在。何世紀もの間、調味料として使用され、調理には欠かせない調味料です。また、塩は薬用としても使用されてきました。それは、消化を促進し、浄化を促し、いくつかの古典的なアーユルヴェーダの処方にも使用されてきています。

今回は塩について、アーユルヴェーダ的観点で紹介をしていきたいと思います。

さまざまな種類の塩

塩について考える時に大切な事は、塩の種類を理解をし、それぞれがどのように処理されているかを確認し、どのような用途で使用するかを明確に,適した塩選びをします。また、適切な量を使用し適切に使用すると、私たちは塩の多大なる恩恵を受け取るが出来るでしょう。

塩の代表的な3つのタイプについて紹介をしていきます。

1.食塩

食塩は、最も強い味がして全ての種類の塩の中で最も加熱されています。原料は、海塩か岩塩ですが精製され、サラサラとした質感となっています。摂る量に注意しましょう。

2.海塩

海塩は、海からのミネラルの結晶。太陽の下で海水を乾燥させ作られます。世界中で何世紀にも渡って使用されてきたこの方法は、さまざまな形やサイズの結晶の塩になります。海塩は、味は塩辛いですが、消化力増進の効果があります。海塩を購入する場合は、自然な製法なものを選択しましょう。

3.岩塩

岩塩は、陸地からのミネラルの結晶。何千年にもわたって乾燥した古代海底から収穫されます。それは山から採掘され自然なプロセスで洗浄されて乾燥されます。ミネラル塩は、体内の余分な粘液を取り除き、呼吸器の健康をサポートします。岩塩は、消化力増進のため、アーユルヴェーダの古典で最も優れた塩とされています。

塩のはたらきについて

塩は、アーユルヴェーダで薬用と使用されます。塩は、火と水の要素で構成され、ヴァータのバランスを整える場合に使用します。少量の塩の摂取は、体内の水分レベルを調整し、食物からの栄養素の吸収を促進し、血圧の調整も行い、脳と神経系の機能に不可欠です。ただし、摂取量が多い場合はカパのバランスが乱れ、浮腫み、高血圧、腎臓障害、骨粗鬆症などの問題を引き起こす可能性が発生してしまいます。

塩は、調味料としても使用されます。料理に使用すると、風味を高め、食品を柔らかくしてくれます。

一番の利点は、消化酵素を刺激するということろかもしれません。

健康のために塩で調理する方法

塩の最も良い点は、食品の味を改善する能力です。調味料として食材の味を引き上げてくれるので、全ての料理に塩を使用します。重要なのは、適切な量を使用し、調理に適した塩を選択することでしょう。

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