歩くことは生きること。毎日の日課として健康的なライフスタイルを実現させよう。
歩くことでえられること
アーユルヴェーダでは、私たち人間の身体は動くように設計され、動くことと呼吸をすることは私たちの生命エネルギーであるプラーナを循環させる方法と考えられています。
特に歩くことは、あらゆる体型の人にとって理想的な運動方法と考えられています。
歩くことで得られことを紹介します。
ホルモンバランスが整う。
酸化や糖化と同じく、身体を老化させる3大要因の一つであるホルモンバランス。歩くことで、リラックスすると身体に良いホルモンを増やし、必要でないホルモンを減少させることを促すそうです。
脳が活性される。
全身の筋肉と関節が鍛えられる。
抗酸化物質が増え、歩く刺激で骨の細胞が活性化する。 などが挙げられます。日々の日課として生活に取り入れてみてください。
裸足で歩くアーユルヴェーダ
アーユルヴェーダでは、健康と幸福であるために裸足で歩くことが広く普及されています。スリランカやインドは、熱帯の一年中気温の高い国ですが、日本には四季があるため裸足でいることは、季節によって考慮する必要はありますが、裸足のセルフケアを健康維持にお役立てください。
スリランカやインドでは、寺院や聖地で裸足になることが伝統とされています。これは、私たち人間が大地と一体となるためです。内側からの大地との繋がりを感じ、地に足がついていることも感じることができるからでしょう。裸足で歩くことによって、足の指から大地のエネルギーを吸収し全身に栄養を届けてくれます。また、足の裏にはエネルギーを体内に吸収しやすいマルマポイント(ツボ)がいくつかあり、裸足で歩くことによってエネルギーが吸収されます。
現代では、裸足で歩くことを「アーシング」と言い、身体の内分泌系と神経系を調整し、炎症やストレスを軽減して抗酸化物質を増やし、良質な睡眠をえる方法として知られています。
食後に100歩あるこう
アーユルヴェーダでは、健康維持の為に「何を食べるか」だけではなく、「食後に何をするか」にも注意を払うことが大切とされています。
食後、少し休憩をしたら100歩散歩することが推奨され、100歩の散歩は、様々な病気の予防となり、消化と代謝を促し、とても身体に良い消化習慣となる方法と考えれれています。
ただし、早歩きは体内のドーシャを悪化させる可能性があるため、行わないよう注意をはらって下さい。
自分が心地よいと感じられる運動を日々の日課にすることは素晴らしく、自分の運動能力の50%までの運動の実践は、健康維持を図るために大いに役立つでしょう。
コメント